活動開始当初の時代工房 活動趣意

2004年03月22日 更新 | タグ: その他

時代工房は、いちばんの旗印を「バリアフリー・ウェブ制作(あるいは、アクセシビリティに配慮したウェブ制作)」としておりますが、活動開始当初、時代工房は、市民の社会参画の支援をしたい、という目論見を持って設立をしました。そして、これはいまでもかわらず保ち続けている理想です。以下は、設立当初、理想を共有した仲間たちと考えた文章です。

教育関係、市民団体および自治体の情報発信をお手伝いします。

インターネット利用人口は年々増加傾向にあり、意識されない形でも、生活の中にインターネットが浸透しつつある状況があります。

テレビ局などのマスメディア産業や、企業などのスポンサーの力を借りることなく、誰でも世界に向けて意見・思想を発信できるインターネットは、現状では「コンピュータを使えないとインターネットを利用するのが難しい」という問題はあるものの、いずれこの問題も改善されて、「発信する人」は、より簡単に発信できるようになり、「使う人(=閲覧者)」についても、様々な閲覧装置で、難しい操作なしに、多様な意見・思想に触れることができるメディアとして展開していくでしょう。

そして、このインターネットというメディアの過渡期に生きる私たちは、自分たちがメディアの今後の在り方を作っているのだ、という意識を持つ必要があるのではないでしょうか。つまりインターネットには、市民が社会を作っていく上で、なんらかの手助けになるようなメディアとして発展する可能性があり、私たちは、その可能性を高めていくべきであるということです。

しかし過渡期である現在、まだまだインターネットは、発信者・閲覧者ともに、ある種の「技術的壁」に阻まれて、一部の人間のものであるという状況は厳然としてあります。

私たち「時代工房」は、インターネットを、思想・表現の自由が確保されている場所として考えています。そしてまた、自由な思想の表明の場が「社会」をかたちづくっていくうえで不可欠である、とも考えています。そのために私たちは、思想・情報の先導としての役割をしている研究・教育機関や、NGO・ NPOなどの市民団体のウェブ上での活動の促進するべく、ウェブ上での具体的制作から、ウェブの管理運営の方法論の提供などを主な活動内容として展開し、さらにまた学生などを対象とした、ウェブ関連および情報加工技術の訓練を積極的に手伝い、インターネットというメディアの質的密度の向上に尽力していきたいと考えています。

時代工房一同 2002年

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障害当事者がアクセシビリティチェックをしています この製品は障害者が制作に関わっています

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